介護食における食材の選び方について
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2023/10/15
コラム
大人から子どもまで、食事を楽しむことは心身の健康につながる大切な習慣です。
しかし介護が必要な状態になると、以前には無かった食事に関する問題が起きてしまうこともあります。
そのような時には介護食を取り入れますが、どのような食材を選べば良いのかお困りの方も多いです。
今回は、介護食における食材の選び方について紹介いたします。
▼介護食とは
介護食とは、調理や加工を行うことで、噛む力や飲み込む力が弱くなった方でも食べやすい工夫をされた食事を指します。
料理に入っている具材の大きさ・硬さ・とろみなどを工夫することで、美味しく食事を楽しんでもらうのが目的です。
食欲の低下や誤嚥を防げるため、介護を受ける方の状態に合わせて広く利用されています。
▼介護食における食材の選び方
■ねばり・ぬめりのある食材
ねばりやぬめりのある食材は、口の中で食塊を作りやすく、咀嚼の苦手な方にピッタリな食材です。
またビタミンやミネラルなどを多く含む食材が豊富なため、栄養面も優れています。
納豆・オクラ・山芋などは、細かく刻むことでスムーズに食べられる場合があります。
■やわらかい食材
やわらかい食材は噛む力がそれほど必要なく、歯の少ない方にも最適です。
魚・肉・卵などは種類や火の通り具合でも硬さが異なりますので、脂の乗ったものや薄切りになっているものが良いでしょう。
またタンパク質が豊富な豆腐は、絹ごしを選ぶことで食べやすくなります。
▼まとめ
食べる・飲み込むといった力の弱い方に向けて、調理や加工によって食べやすくした食品を介護食と呼びます。
やわらかいものやねばり・ぬめりのある食材など、最適なものが多くありますので、食事をされる方に合わせて選んでみましょう。
『グループホーム ハーモニーそが』では、利用される方に合わせてバランスの取れた食事を提供しています。
きめ細やかなサービスで楽しい時間を過ごせるようサポートいたしますので、ぜひお問い合わせください。