介護食とは、
高齢者や病気の方が食べやすいように調理された食事です。
通常の食事と比べて消化しやすく、嚥下に困難がある方でも食べやすいように、食材の形や調理法が工夫されています。
今回は、介護食の区分についてそれぞれの特徴をご紹介します。
▼介護食の区分
■区分1:容易にかめる
噛む力や飲み込む力に問題がない方や、少し食べにくさを感じる方向けの食事です。
食材は固形のままでやわらかく調理されており、食感や味わいを楽しめるように調味料やソースも工夫されています。
■区分2:歯ぐきでつぶせる
噛む力が弱くなってきた方や、飲み込む力に少し不安がある方向けの食事です。
食材は歯茎でつぶせるくらいの大きさと硬さに刻まれており、水分もとろみをつけて飲み込みやすくなっています。
■区分3:舌でつぶせる
噛む力がほとんどなくなった方や、飲み込む力が低下している方向けの食事です。
食材は、舌で潰せるくらいの大きさと硬さに加工されています。
ごはんはお粥やペースト状にし、肉や野菜もペースト状やムース状になっています。
■区分4:かまなくてよい
噛む力が全くない方や、飲み込む力が非常に弱い方向けの食事です。
食材は、噛まなくても飲み込めるくらいの大きさと硬さに加工されています。
ごはんはペースト状や液体状にし、肉や野菜もペースト状やゼリー状になっています。
▼まとめ
介護食とは、
高齢者や病気の方が食べやすいように調理された食事のことです。
栄養バランスも考慮されており、医療機関・介護施設・在宅介護などで提供されています。
介護食を利用する際は、区分を参考にして適切な介護食を検討しましょう。
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