1人で食事ができない方には、正しい方法でサポートする必要があります。
サポートの仕方によっては、重大な事故やトラブルにつながることがあるため、注意が必要です。
そこで今回は、介護者の食事における注意点について解説します。
▼介護者の食事における注意点
■正しい姿勢
正しい姿勢とは、床に対して上半身が90度になり、両足が床につくような姿勢です。
この姿勢をとることで食べ物が喉に詰まりにくくなり、誤嚥や窒息のリスクを低減できます。
■水分が多いものから
高齢者は唾液の分泌量が減少し、口の中が乾燥しやすくなります。
そのため、水分が多いものから食べさせることで口腔内を潤し、食べ物を飲み込みやすくすることが大切です。
■急かさない
咀嚼力や嚥下力が低下している方は、食事に時間がかかることがあります。
食事を急かすと食べ物を十分に噛まずに飲み込んだり、誤って気管に入ってしまったりする可能性があります。
介護者のペースに合わせて、ゆっくりと食事を進めましょう。
■口腔ケア
高齢者は歯や歯茎の状態が悪くなりやすく、口腔内に雑菌が繁殖しやすくなりがちです。
食後の口腔ケアをしっかり行い、口腔内を清潔に保ち虫歯や歯周病の予防につなげましょう。
口腔ケアは歯磨きやうがいだけでなく、舌や頬のマッサージや体操も含みます。
▼まとめ
介護者の食事をサポートする際は、正しい姿勢で水分が多いものから食べさせましょう。
時間がかかる場合でも急かさず、虫歯や歯周病を予防するために食後の口腔ケアも行うことが大切です。
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