自立支援介護とは、利用者の自立を促すためのサポートを行う介護スタイルです。
ケアの方法はさまざまですが、4つの基本ケアがあります。
今回は、それぞれのケアの内容と注意点について解説します。
▼自立支援介護におけるケアの方法
■水分摂取
成人が1日に必要な水分量は1,500mlとされており、水分不足は脱水症状・失禁・
認知症などにつながります。
高齢者は喉の渇きを感じにくいため、こまめな水分摂取を心がけましょう。
寝る前にもコップ1杯の水分を補給すると、血液の循環が良くなります。
■食事
1日に必要なエネルギー量は1,500kcal以上とされており、栄養不足は寝たきりや
認知症の原因になる可能性もあります。
咀嚼を促して口腔機能や嚥下機能を維持し、必要に応じて口腔体操も行いましょう。
■排便
3日以内の自然排便を目指し、十分な水分・オリゴ糖・乳酸菌などを摂取します。
また、水分ケア・食事ケア・運動ケアも排便にも影響するため、下剤はできるだけ使用せず生活習慣を見直しましょう。
■運動
運動は、筋力維持・食欲増進・
認知症予防などに有効です。
1日に2kmの歩行を目標にし、散歩やレクリエーションなどで楽しく歩くことがオススメです。
また「自分でできることは自分でする」という意識を持ってもらうことで、生活リハビリにもなります。
▼まとめ
自立支援介護には、水分摂取・食事・排便・運動の4つのケアがあります。
介護者の自立を支援するために正しい方法でケアを行い、必要なサポートをすることが大切です。
『グループホーム ハーモニーそが』では、ご利用者様の自立をサポートいたします。
必要なサポートは24時間いつでも行いますので、安心してお任せください。