園芸療法の目的とは?
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2023/08/01
コラム
園芸療法とは、植物や自然と触れ合うことで心身の健康を促進する活動です。
リハビリにはさまざまな方法がありますが、園芸療法はどのような目的で行うのでしょうか。
今回は、園芸療法の目的について詳しく解説します。
▼園芸療法の目的
■生きがいをつくる
園芸療法は植物との関わりを通じて自分の役割や、存在意義を感じることができます。
植物の成長や変化に寄り添うことで、生きがいや喜びを得るきっかけになるでしょう。
■社会性を維持
園芸療法は、他の参加者や指導者とのコミュニケーションや協力を促進します。
植物に関する話題や感想を共有したり助け合ったりすることで、社会性や人間関係を維持できます。
■生活能力を維持
園芸療法は、日常生活に必要な基本的な動作や認知能力を鍛えます。
植物の種類や特徴を覚えたり、水やりや剪定などの手順を実行したりすることで、記憶力・判断力・集中力などの向上が期待できます。
■運動不足や筋力低下を予防
植物の移動や整理などの作業を行うことで、筋力・柔軟性・バランス感覚などを保つことが可能です。
屋外の作業で新鮮な空気や日光を浴びることで、免疫力や骨密度などの向上も期待できます。
■落ち着きや意欲の向上を図る
植物の色や香りなどの刺激は、ストレスや不安を和らげたり気分を明るくしたりする効果も期待できます。
また、植物に対する興味や好奇心は、意欲や創造性も刺激します。
▼まとめ
園芸療法は、社会性や生活能力の維持・運動不足や筋力低下の予防を目的に行います。
さらに落ち着きや意欲の向上を図り、生きがいを得るきっかけにもなります。
『グループホーム ハーモニーそが』では外出日を設けており、自然に触れ合う機会も多い施設です。
しっかり安全管理を行っておりますので、安心してお過ごしいただけます。